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オリンピックが終わっちゃった。

この記事を書いてからUPする間に、続々と勝敗が決まって、閉会式も終わっちゃいました~。
でも、せっかく書いたからUPします。


あまりテレビを見ない我が家ですが、オリンピックを見るようにしてました。
くうまの学校の宿題で、「オリンピックを通して、世界の国を知る」というのがテーマなので。

・・・ですが、こっちで見てるとスペインとアメリカと中国の三国で大会をやってるように見える(爆)
日本を見かけないのは、スペインの放映が偏ってたのか(これはかなりある)、日本人選手の活躍が少なかったのか、どっちなんだろう??
以前、友人に「オリンピックを見てても日本をほとんど見かけないけど、日本人ってスポーツをするの?」という、かなりきてる質問をされて苦笑したけど。
確かに、そう思う人がいてもしょうがないのかな。
しかし、スポーツしない国があるって思うかなあふつう・・・(汗)
で、水泳でやっと日本人を見て、しかも平泳ぎ一位、うれしかった~。

ところで、テニスのスペイン選手Rafael Nadalが私は好きなのです。
ハングリーで熱くて武骨で飾りっけない天才児、これぞスペイン人って雰囲気が好き。
リドリー・スコットの映画「グラディエイター」の主人公とだぶります。

まあそれは置いといて。
オーストラリアのHewittとの対戦を見てた時のこと。
スペイン国営放送の解説者がね、対戦相手のことを「El australiano(このオーストラリア人)」としか呼ばないのです。
ずっと名前を呼ばないの。
しばらくして、彼がいいプレイをした時はじめて
「うーん、いいプレイだね。なんて読むの?この名前。ヘーウィット?ヒーウィット?」
って言うんですよ。
結局「El australiano」にもどってたし。

いや~・・・失礼極まりない(解説者なら、せめて事前に調べとけよ 苦笑)
翌日のダブルスの時にやっと「ヒウイット」と少しまともな読み方に前進してましたが。

スペイン人は英語をローマ字読みしちゃうので、かなり劣等感を持っているのは確かなのです。
だからなるべく読みたくないって気持ちがあるのだけれど。
が、そういうことの前に、「スペイン以外興味もないし、知る気もない」ってのがスペイン人の大きな特徴で。
自分たちの外の世界には実に敬意を払わない人たちなのですよね~。

名前というもの自体に、日本ほど重みはないのだろうか?とも思ったり。
赤ちゃんが生まれて、日本人ほど悩んで意味を考えてつけたりしないもんね(最近違ってきてるけど)。
名前のバリエーションもとても少なくて、「聖書に現れる人たちの名前」から付けられる。
しかも父がアントニオなら、子もアントニオ。
二人目は、おじいちゃんの名前をつけるとか、親戚の中の手札で選ぶのが普通ですから。


で、この対戦を見つつ、「El greco(エル・グレコ)」を思い出してました。
スペイン語を習って、プラド美術館に行った時に初めて気がついて驚いたわけですが。
有名な中世画家エル・グレコは実名ではなくて、スペイン人たちのつけた「ギリシャ人」ってあだ名なのですよね。
昔からそうですが、スペイン人は外国の人の名前を覚えられない人たちで(苦笑)
結局覚えてもらえなかったんで、エル・グレコってあだ名で妥協したんじゃないかなあなんて、勝手に思ってる私です。

まあ、エル・グレコの絵って、どうみてもマンガに見えてしまう私。
案外ジョークなペン・ネームにして気に入ってたんではないかなんて想像したりもするんだけど。
今回はプラド美術館にも行くつもりなので、久しぶりにエル・グレコの絵を見て、思いふけってみます(笑)


で、ナダルが金メダルに輝いて、私もほくほく。
終盤では、スペインのバスケチームがアメリカに大健闘し、ガソルも格好良かったし、大満足のオリンピックでした。
スペインのシンクロナイズドの団体戦、格好良かったっ。
ジャマイカの陸上選手で、一人だけマラソンしてるみたいなのに、大差で優勝してるすごい人がいたのが忘れられなかった~。
いきなりあんな突然変異みたいに速いい人が、今の時代に出現するんですねえ(驚)
水泳の、のきなみの世界新は、やっぱりスピード社の水着のせいなんでしょうか??
と、いろいろ思うのに、ネットがないから発することも調べることもできず終ってしまったので、ここに呟いておこう。

はじめてオリンピックをまじめに見た、くーま君の一言。
「スペインって強いんだね~」

うーむ、本当にそう見えたから、情報操作って恐ろしいもんである(苦笑)



by africajp | 2008-08-27 00:36 | スペイン・再発見

スペインから引っ越してきました。


by africajp